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こんにちは!! てっち(@simplelike0112)です。
先日、デジタル一眼レフカメラ『キャノン EOS 9000D』を購入しました。そして、大切に使うためにカメラ保護、レンズ保護も行いました。
次はデジタル一眼レフカメラの必須アイテムSDカードの選び方について説明しましょう。
SDカードの容量はどれくらいがいいんだろう?転送速度は速いほうがいいよね?などの疑問に答えます。
この記事の目次です
まずデータ形式について理解しておこう
デジタル一眼レフカメラの場合、データサイズはかなり大きくなっています。なぜかというと、RAW形式といわれるデータ形式で保存されるからです。
RAW形式とJPEG形式
RAW形式は、カメラに入ってきた光をR(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の3つデータに分解して別々に記録します。RGBのことを光の3原色といいます。
レンズから取り込まれた光成分そのままのデータで、写真1枚あたりデータサイズは30MB~40MBという大きさになってしまいます。
普通RAW形式のファイルはパソコンのビューアなどでは見ることができません。RAW現像ソフト(Photoshopなど)が必要です。
RAW形式とは別にJPEG形式も記録できます。JPEG形式は皆さんも良く見たことがあると思います。コンパクトデジカメもJPEG形式で記録されていますね。
JPEG形式は、RGBに分解されたデータを元に戻し、さらに圧縮されたファイルのことです。JPEG形式では、写真1枚あたりデータサイズは6MB~10MBくらいの大きさになります。
JPEG形式は、光の3原色を混ぜ合わせて人が見えるように変換したものと考えていいでしょう。なのでパソコンのビューアで見ることができます。
RAW形式の特徴は写真加工を細部まで行えることです。R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の3つデータを個別に調整することも可能です。
僕の設定はRAW+JPEG同時記録設定にしています。RAW形式のデータは、Photoshopなどで写真編集用に使用したいからです。JPEGはサクッとインスタグラムでアップしたりするのに使っています。
JPEG記録のみ設定もできますが、せっかく一眼レフカメラを購入したのですからRAW形式でも記録しておくのをおすすめします。RAW形式はカメラから入ってきた光そのままのデータなので基本となるデータですよ!!
- RAW形式はカメラに入ってきた光そのままのデータなので記録しましょう。
- RAW形式で記録しておけば写真レタッチはじめるときにも役に立ちます。
- RAW形式はデータサイズが大きいので、3TBくらいの外付けHDなどが必要になるかもしれません。
- JPEG形式はパソコンやスマホに取り込んだときにすぐに確認できます。(RAW形式のように現像ソフトが不要)
- インスタグラムなどでサクッと画像投稿したいときに便利です。
SDカードの容量を選ぼう
記録形式を説明したところで、SDカードを選んでいきましょう。ポイントは2つです。
- 大きいデータ容量の方がいい
- データ転送速度が速い方がいい
データ容量について
RAW+JPEG同時記録設定でRAW形式が35MB、JPEG形式が8MB、1枚写真を撮影すると43MB必要となる場合を考えてみます。
SDカードの容量が16GB、32GB、64GB、128GBの4種類で撮影枚数を比較します。
- 16GB:372枚
- 32GB:744枚
- 64GB:1,488枚
- 128GB:2,976枚
※計算上の数値です。実際は変わります。
先日、奈良の春日大社に観光に行ったとき、291枚撮影しました。約300枚です。
写真は撮りだすと思っているより撮影枚数が増えますね。僕の場合、ブログ用のアングルでも撮影しますので、余計に撮影枚数が増えます。
『キャノン EOS 9000D』は、1秒間に6コマで連続撮影できます。RAW+JPEG同時撮影設定では23枚連続撮影可能となっています。約4秒間連続撮影できます。
連続撮影(シャッターボタンを押し続ける)をすれば、すぐにデータ容量が減っていきますね。
以上のことを考えると16GBと32GBは少し物足りなさを感じますね。旅行などで2泊、3泊し、パソコンなどに撮影データを転送できない場合、たぶんSDカードデータ容量不足になってしまうと思います。
なので、最低でも64GBがいいかなと思います。僕は128GBを購入しました。
一眼レフカメラは動画を撮影することも可能です。動画を撮影すると1秒間に30MB~60MB(画質によります)と膨大なデータサイズになります。
大は小を兼ねるといいますが、動画撮影も楽しみたい方や、ひょっとしたら動画を撮影するかもしれない方は、できるだけデータ容量が大きいSDカードを選んでおきましょう。
SDカードの種類
SDカードにはデータ容量により種類が分かれています。
- SD:2GBまで
- SDHC:4GB~32GB
- SDXC:64GB~256GB
同じSDカードでも、呼び名が変わるんですね。64GBのSDカードはSDXCと表示されています。32GBのSDカードはSDHCと表示されています。
SDと表示されている商品は2GBまでなので、今ではほとんど目にすることがないと思います。
「SD〇〇の〇〇の部分が違うけどなにが違うんだろう?」と思ったときは単純にデータ容量の種類だということです。
ただし、SDカードを使用する機器側が使うSDカードの種類に対応しているかどうかで使えない場合があります。
- SDXCに対応している機器:SDXC、SDHC、SDの3種類使用可能
- SDHCに対応している機器:SDHC、SDの2種類使用可能
- SDに対応している機器:SDのみ使用可能
少し古い機器はSDXCに対応していない場合があるので、確認が必要です。最新機種はSDXCに対応しているので、64GB以上のSDカードを購入しても大丈夫です。
SDカードの転送速度を選ぼう
次はポイントの2つ目、データ転送速度についての説明です。
データ転送速度については「SDスピードクラス」と「UHSスピードクラス」と2種類の表示方法があります。
「SDスピードクラス」とは?
SDスピードクラスにはCLASS 2、4、6、10と4種類あり、転送速度は最低保証速度で表します。
- CLASS 2:2MB/秒
- CLASS 4:4MB/秒
- CLASS 6:6MB/秒
- CLASS 10:10MB/秒
転送速度が速い方が、記録時に有利になります。
例えばCLASS 10はフルHD動画撮影に適しています。連続撮影可能枚数も速いSDカードの方が有利になりますね。
最低でもCLASS 10のSDカードを選びましょう。今はほとんどCLASS 10に対応していますよ。
「UHSスピードクラス」とは?
SDXCカードとSDHCカードで利用できるUHSインターフェースのことです。
分かりやすく説明すると、機器側がUHSインタフェース対応機器であれば、UHSスピードクラスが適応され最高のパフォーマンスを得ることができます。
- UHS Speed Class 1:10MB/秒
- UHS Speed Class 3:30MB/秒
UHS Speed Class 3は、フルHDはもちろん4K動画撮影にも対応しています。
UHS Speed Class 1はClass 10と同じ最低保証転送速度10MB/秒となっています。
UHSインターフェースの種類
UHSインターフェースはⅠとⅡがあります。
- UHS-Ⅰ:最大104MB/秒(理論値)
- UHS-Ⅱ:最大312MB/秒(理論値)
UHS-Ⅱに対応したSDカードを、UHS-Ⅱに対応した機器で利用したとします。
すると理論的に約312MB/秒のパフォーマンスが出ることになります。
デジタル一眼レフカメラの場合はUHS-ⅠでUHS Speed Class 1のSDカードを選択すれば問題ないでしょう。
最新のデジタル一眼レフカメラはUHS-Ⅰに対応しています。
僕が購入したSDカード!!
データ容量とデータ転送速度について分かったところで、SDカードを購入しましょう。
- データ容量はSDXCカードで64MB以上のもの。
- データ転送速度はSDスピードクラスでCLASS 10のもの。
- データ転送速度はUHSスピードクラスでUHS Speed Class 1以上のもの。
- UHSインタフェースはUHS-ⅠもしくはUHS-Ⅱのもの。
上記の規格のSDカードを選べば問題ないでしょう。
TOSHIBA製SDカードを購入
僕が購入したSDカードはこれです。
価格も5,000円台で購入できお手頃価格です。それと何となく日本製っていうのに引かれました。
- メーカー:東芝
- 容量:128GB(SDXCカード)
- 最大転送速度:40MB/s(CLASS10 UHS-I対応)
- 保証:5年
ちなみに、64GBのSDカードは価格が半分くらいで安かったです。ですが、動画撮影や旅行での撮影のことを考えて128GBを選びました!!
- メーカー:東芝
- 容量:64GB(SDXCカード)
- 最大転送速度:40MB/s(CLASS10 UHS-I対応)
- 保証:5年
その他メーカーのSDカード(性能同等)
TOSHIBA製以外のSDカードを紹介します。性能は同等のものです。比較してみてください。
最大転送速度はあくまでも参考程度にしてください。規格が同じなので実測値では大きな差は無いと思います。
TranscendのSDカード
TOSHIBA製より価格は高いですが、無期限保証と最大転送速度が90MB/sとなっています。
- メーカー:Transcend
- 容量:128GB(SDXCカード)
- 最大転送速度:90MB/s(CLASS10 UHS-I対応)
- 保証:無期限
SanDiskのSDカード
TOSHIBA製より価格は高いですが、最大転送速度が80MB/sで速くなっています。
SanDiskは国内で生産されているメモリを使用しており、メモリは日本製です。
- メーカー:SanDisk
- 容量:128GB(SDXCカード)
- 最大転送速度:80MB/s(CLASS10 UHS-I対応)
- 保証:販売店による30日間の初期不良対応のみ
シリコンパワーのSDカード
TOSHIBA製より価格は安く、最大転送速度が85MB/sとなっています。最安値で購入したい方におすすめです。
- メーカー:シリコンパワー
- 容量:128GB(SDXCカード)
- 最大転送速度:85MB/s(CLASS10 UHS-I対応)
- 保証:永久保証
I-O DATAのSDカード
パソコン周辺機器でおなじみのI-OデータのSDカードです。
- メーカー:I-O DATA
- 容量:128GB(SDXCカード)
- 最大転送速度:104MB/s(CLASS10 UHS-I対応)
三菱ケミカルメディア VerbatimのSDカード
価格はやや高めですが三菱ブランドのSDカードです。
- メーカー:三菱ケミカルメディア Verbatim
- 容量:128GB(SDXCカード)
- 最大転送速度:45MB/s(CLASS10 UHS-I対応)
まとめ
今回の記事は、デジタル一眼レフカメラを購入した際のSDカード選びについて書きました。
SDカードはいろいろ種類があるので、用語や規格を知っていないと良く分からないと思います。
カードの種類について、カードの転送速度について解説しました。カードの性能が分かってくると、価格とメーカーで選択できますね。
- データ容量はSDXCカードで64MB以上のもの。
- データ転送速度はSDスピードクラスでCLASS 10のもの。
- データ転送速度はUHSスピードクラスでUHS Speed Class 1以上のもの。
- UHSインタフェースはUHS-ⅠもしくはUHS-Ⅱのもの。
一眼レフカメラをはじめるにあたってのSDカード選び失敗しないように、あなたのお役に立てればうれしいです。
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