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こんにちは!! てっち(@simplelike0112)です。
今回は、大阪の金剛山ロープウェイが【当面運行停止】になっていることを、お伝えしたいと思います。
大阪府と奈良県の県境にある金剛山。金剛山の大阪側には「府民の森 ちはや園地」があります。
誰でも自然を楽しめるように「府民の森 ちはや園地」までロープウェイが架かっています。
「府民の森 ちはや園地」へは、金剛山ロープウェイを使わなくても登山で行けますが・・・
登山が苦手な方、バーベキューや宿泊で荷物が多い方、小さな子供さんがいる方などは、金剛山ロープウェイが大変便利です。
その金剛山ロープウェイが、2019年03月15日から【当面運行停止】となっています。しかも再開の目途が立っていません。
春になって金剛山へ行こうと考えている方も多いと思います。
早期運転再開を願いつつ【当面運行停止】の理由と、金剛山ロープウェイを使わずに歩いて登る方法を紹介したいと思います。
ロープウェイが動いてなくても、金剛山は楽しめますよ(^^)/
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この記事の目次です
1.金剛山ロープウェイ当面運行停止
金剛山ロープウェイは、千早赤阪村が運営している日本唯一の「村営ロープウェイ」です。
- 全長:1323m
- 高低差:267m
- 複線交走式普通索道
- 運転速度:毎秒5m
- 金剛山山麓:千早駅(708m)
- 金剛山山上:金剛山駅(975m)
- 所要時間:6分
1-1.休止・運行停止の理由は?
平成31年3月5日に出た耐震診断の中間報告によると、山上のロープウェイ駅舎(金剛山駅)の一部のコンクリート強度が著しく低いという結果が出ました。安全運行を確保するための処置を検討しておりましたが、抜本的な改善が必要と考えられるため、3月15日から当面は運行を停止いたします。
昨今、日本では地震災害が多くなってきてることから、千早赤阪村は耐震診断を行っていました。
2019年03月05日に出た耐震診断の中間報告では、上記引用文にも書いてあるように「金剛山駅(975m)」の一部コンクリート強度が著しく低いと報告がありました。
安全運行を確保する抜本的な改善が必要と判断し、2019年03月15日から【当面運行停止】の処置をとったようです。
金剛山駅の一部コンクリートとは?
金剛山駅の一部コンクリートとはどこのことでしょうか? 産経新聞の記事を見てみましょう。
中間報告の段階で、「金剛山駅」の駅舎に隣接する待合室や切符売り場などの壁の強度に問題があることが確認された。「金剛山ロープウェイ」は昭和41年春の開業で、50年以上の歴史を持つことから経年劣化による可能性があるという。
金剛山駅の駅舎に隣接する、待合室や切符売り場などの壁のことのようですね。
開業して50年以上経過しているので、経年劣化はやむを得ないことかも知れません。
下記写真は、運行してたときの金剛山駅の待合室と切符売り場のようす。
一方、耐震診断の中間報告では「鉄塔や駅舎本体など運行に直接関わる部分」の異常は確認されていないとのこと。
これは、今のところ良い報告ととらえることができますね。
千早赤阪村では、2019年05月末に出る耐震診断の最終報告をもとに、再開に向けた改善計画を立てる予定です。
1-2.いつから?いつまで?
千早赤阪村の発表を整理すると・・・
- 2019年03月15日:運行停止
- 2019年05月末:耐震診断の最終報告
- 2019年06月以降、改善計画を立てる
上記日程から見ると、最低でも2019年05月末までは【運行停止】になります。
2019年05月末の耐震診断の最終報告に基づいて改善計画を立てるので、6月に入ってすぐの再開は難しそうです。
また、耐震診断の最終報告で他の部分にも異常が確認されると、さらに再開が遠のくでしょう。
現時点では、「再開に目途がたっていない」と考えておく方がいいと思います。
ちなみに、金剛山ロープウェイの2017年(平成29年度)の利用者数は約10万9千人でした。
すごく多いですよね!! 多くの人達の足に影響を与えてるんですね!!
1-3.運行停止を伝えるメディア
①千早赤阪村ホームページ
千早赤阪村の公式ホームページにお知らせがあります。
千早赤阪村村営のロープウェイなので、1番信頼できる情報でしょう。再開時期の発表も1番早いと思いますよ。
PDFファイルで「運行停止」の書面を印刷できます。団体で金剛登山やキャンプ計画立てていた方は、配布するのに便利ですよ。
②産経新聞(THE SANKEI NEWS)
千早赤阪村ホームページで発表されていないことが載っている。
コンクリート強度に問題がある場所(待合室・切符売り場)についてや、鉄塔・駅舎本体は異常がなかったことなど・・・
1度目を通して置きましょう。
>>>大阪・金剛山ロープウェイ、当面休止 コンクリート強度に問題
③毎日新聞 会員限定有料記事
デジタル毎日にも載っていましたが、会員限定の有料記事でした。
すでに会員になっている方や、会員になっていない方は1ヵ月無料購読できるので、気になる方は読んでみてください。
④金剛山ロープウェイ ホームページ
金剛山ロープウェイの情報を発信しているサイトです。
トップページにお知らせがありますよ!!
1-4.ロープウェイが動いてるとき
夏に金剛山ロープウェイを使ったときのようすを、下記記事に書いています。ちはや園地でキャンプしたので、ぜひご覧ください。
冬に金剛山ロープウェイを使ったときのようすを、下記記事に書いています。樹氷ができて雪が積もる山ですよ!!ぜひご覧ください。
金剛山ロープウェイが再開したときのために、ロープウェイの使い方の記事も合わせてお読みくださいね。
2.それでも金剛山に登りたい!!3つのルート紹介
金剛山といっても「ちはや園地」もあるし、「転法輪寺」や「葛木神社」もあります。違いを説明しますね(^^)/
①ちはや園地の説明
- 金剛山ロープウェイを降りてすぐの場所
- 大阪府に位置し、金剛山で1番高い所ではない
- キャンプ場や星のミュージアム、香楠荘など施設が多くある
- レクレーションや子供連れで遊ぶのに最適
②金剛山山頂の説明
- 金剛山山頂には「葛木神社」があり標高1,125m
- 奈良県に位置し、金剛山で1番高い所
- 「葛木神社」のすぐ下には「転法輪寺」がある
- 大阪府を一望できる山頂広場がある
- 金剛登山といえば一般的にここを目指す
説明を読むと、「ちはや園地」と「金剛山山頂」は位置がだいぶ違うことが分かります。
そこで、3つのルートを紹介したいと思います。
①ちはや園地へ行くルート、②ちはや園地から金剛山山頂へ行くルート、③金剛山山頂へ行くルートです。
どのルートもバリエーションに富んでいて、とても楽しいですよ!!
2-1.ちはや園地へ行くルート
ちはや園地は、金剛山ロープウェイを降りてすぐのところにあります。歩いて登るには、念仏坂コースが初心者にもおすすめです。
念仏坂コースについては、下記記事に詳しく書いています。ちはや園地のようすも書いてるので、お読みください。
2-3.ちはや園地から金剛山山頂へ行くルート
ちはや園地から金剛山山頂へ行くには、さらに歩かなければなりません。
といっても、ちはや園地から先はなだらかなハイキングコースとなっています。
次は、ちはや園地から金剛山山頂へ行くルートを2ルート紹介しますね(^^)/
①ダイヤモンドトレールを行く
ダイヤモンドトレールと呼ばれる、金剛・葛城山系の稜線を縦走する自然歩道を歩く方法です。
1番メジャーなコースですよ。詳しくは下記記事に書いてます!!
②山頂の周遊コースを行く!
ダイヤモンドトレールは広い登山道ですが、山頂周遊コースは林の中をくねくね進むハイキングコースです。
自然を身近に感じながら登山を楽しめますよ。ハイキングマップもあるので安心して登山できます。下記記事を参考に!!
2-2.金剛山山頂へ行くルート
ちはや園地を経由せずに金剛山山頂へ向かうコースは「千早本道コース」。先ほど紹介した念仏坂コースの登り口とは、全然違う場所から登ります。
金剛山山頂へ行きたい方は、千早本道ルートがおすすめです。標高1125mの地を踏んでみてね(^^)/
千早本道の登山口から金剛山山頂までの道のりを下記3つの記事で解説しています。ぜひご覧ください。
3.【冬の金剛山】ロープウェイを使わず登る
冬の金剛山は積雪するのが魅力です。大阪近郊では珍しく10cm以上積もる日も!!
金剛山ロープウェイは、冬の金剛登山の足として便利でした。ですが、運休なので登山するしか方法はありませんね。
冬の登山ルートを紹介します(^^)/
3-1.冬の金剛山山頂へ行くルート
金剛山の冬山登山は千早本道がおすすめ。
千早本道から登ると、金剛山最高地点の標高1,125mに行けます。転法輪寺や葛木神社に雪が積もって神秘的です。
冬山登山入門に、千早本道登ってみてくださいね。
まとめ
金剛山ロープウェイが【当面運行停止】になっている理由を解説しました。
コンクリート強度不足を補う工事が完了するまで再開はなさそうですね。
まずは、2019年05月末に出る、耐震診断の最終報告を待ちましょう。金剛山ロープウェイの再開を祈って!!
金剛山はロープウェイに乗らなくても、楽しく登れる山です。金剛山に登るルートも多数紹介しておきました。
金剛山ロープウェイでしか登ったことのない方は、この機会に金剛登山に挑戦してくださいね(^^)/
以上、「【金剛山ロープウェイ当面運行停止】理由は?歩いて登る方法を紹介!!」の記事でした。
金剛山についてもっと詳しく知りたい方は、下記記事もおすすめです。是非お読みください。