こんにちは!! てっち(@simplelike0112)です。
前回の記事、金剛山『千早本道』階段ルート②階段を登る!!合目の意味は?【五合目~金剛山山頂】の続きです。
千早本道のアクセス~金剛山山頂(転法輪寺)~下山までのルートを3つの記事に分けて紹介しています。
この記事は、3記事目で③【転法輪寺~下山】までのルートを紹介します。
金剛山の山頂には転法輪寺と言うお寺があります。
毎年5月5日の「こどもの日」に子供祭りが開催されます。今回の登山の目的の一つです。
- 金剛山『千早本道』階段ルート①子供連れ家族の登山におすすめ!!【アクセス~五合目】
- 金剛山『千早本道』階段ルート②階段を登る!!合目の意味は?【五合目~金剛山山頂】
- いまココ→金剛山『千早本道』階段ルート③子供祭りとカフェをブログに記す【転法輪寺~下山】
雪の日の千早本道の楽しみ方は下記記事をご覧ください。金剛山山頂が銀世界!!
この記事の目次です
1.金剛山転法輪寺は修験道発祥の地
金剛山山頂には転法輪寺という立派なお寺があります。
転法輪寺は奈良県御所市高天という地にある真言宗醍醐派の大本山です。
修験道の開祖と言われている「役小角(えんのおづぬ)」が金剛山系の山々で修行し、後に全国に広めていきました。
修験道の誕生の地なんです!!
転法輪寺由来
修験道の開祖とされる役小角が16歳のとき金剛山に登って苦修練行を重ねた結果、天智天皇4年(665年)祖神一言主大神を鎮守とし、法起大菩薩を祀る金剛山寺(転法輪寺)を建立して神仏習合の霊山としたのが開創と伝承される。
Wikipediaより引用
金剛山はとても歴史の深い地でもあるんですね。
現在、転法輪寺の本殿は金剛山山頂(1,125m)より少し西側の低い場所にあります。
もともと金剛山山頂にあった本殿は、明治維新の神仏分離令が発令され廃寺になりました。
昭和25年に転法輪寺の再興事業がはじまり、現在の位置に再興されました。
2.金剛山山頂には葛木神社が建っている
現在、金剛山山頂(1,125m)には葛木神社が建って、転法輪寺と同じく住所は奈良県御所市高天になります。
金剛山は大阪府と奈良県の境にある山ですが、山頂付近は奈良県御所市になります。
転法輪寺と葛木神社はとても心安らぐ場所ですよ(^^♪
実際の住所は奈良ですが・・・大阪のパワースポットでもありますよ!!
パワースポット巡りハイキングコースを下記に書いています。ぜひご覧ください。
2-1.葛木神社から南へ向かうと「ちはや園地」
一方、金剛山山頂「葛木神社」から見て南にある「ちはや園地」「金剛山ロープウェイ」は大阪府千早赤阪村です。
ちはや園地近くには大阪府最高峰があり、大阪で一番高い場所になっていますよ!!
- 金剛山山頂:奈良県御所市の葛木神社
- 大阪府最高峰:大阪府千早赤阪村のちはや園地近く
ちはや園地は府民の森の1つで自然公園施設となっています。自然に触れて、自然を体験でき、都会の喧騒を忘れさせてくれるよ!!
ちはや園地の楽しみ方は下記記事をご覧ください(^^)/
ちはや園地から金剛山山頂までの周遊ハイキングコースもあります!!
3.金剛山転法輪寺の子供祭りを楽しもう!!
子供祭りとは、子供が主役のお祭りのことですね。
子供達の健康と幸福を祈願して、子供の成長を祝う行事です。
普段の転法輪寺にはいない、山伏行者の皆さま方がたくさんいます。
太鼓とほら貝の音が響いていて、なんだか修行にきてるみたいです(^^)/
子供祭りに参加するには、祈とう料1人1,000円(お守り授与)必要です。
祈祷料を払うと3つの修業を体験できます。もちろん子供が修行を受けますよ。
大人は修行できません!! 子供だけの特別な行事となっています。
1つ目の修行は祭壇で荒行が行われます。
子供と山伏行者が力比べ(お相撲)をして、みごと山伏行者を押し出したら次の修行を受けれます。
2つ目の修行は石の階段を登りきることです。
力比べに勝ち荒行を終えた子供は、山伏行者に守られながら長い石の階段を登ります。
無事に石の階段を登り、本殿の前までくると3つ目の修行、本堂内でのお参りがはじまります。
これが、子供祭りの修行の流れです。
ちなみに僕の娘と息子は山伏行者が怖かったのか、太鼓とほら貝の音が怖かったのかは分かりませんが「嫌だ!!」と言ってやりませんでした。
同じくらいの年の子供達もしていたのですが・・・来年はしてくれるかな??
子供祭りだったので普段乗れない、大きな牛の背中に乗ることができました!!
背中に乗るのは無料でしたよ。牛さんの周りもきれいに飾られていますね。
牛さんの背中に乗ると、菖蒲(しょうぶ)をもらいました。
今夜のお風呂は菖蒲湯にします。
4.金剛山山頂広場でそうめんを食べる
子供祭りを楽しんだ後は、大阪平野を見渡せる山頂広場で昼食です。
ここは絶景ポイントで、天気が良く大勢の人で賑わっています。
昼食は何とそうめんでした!! ビックリしました!
保冷バックにめんつゆ、めんつゆを薄めるのに使う水、大きなタッパーに入れたそうめんと具材を冷やして入れて持ってきていました。
金剛山山頂で、汗を流した後に食べる冷たいそうめんは絶品でしたよ!!
- そうめんと具材をタッパーに入れて冷やしておく
- そうめんつゆを冷やしておく(濃縮・ストレートどちらでもいい)
- そうめんつゆを薄めるための水をペットボトルに入れて冷やしておく
登山出発前に保冷バッグに保冷剤と一緒に入れて持って行きます。
保冷バッグはザック(リュック)に入る柔らかいものがいいですよ。ランチバックなんかちょうどいいです。
サーモス 保冷ランチバッグ 4L ネイビー RDU-0043 NVY
念仏坂から金剛山山頂に登ったときも、ちはや園地で昼食にそうめんを食べましたよ!!
5.千早本道階段ルートで下山・来た道を戻ろう
下山は千早本道階段ルートをそのまま下ります。
登山道の脇には、きれいな花が咲いていました。
金剛山は花がきれいで有名なので、休憩したときなどに花が咲いていないか探してみてね。
帰りはひたすら、ひたすら、階段を下ります。
下りは楽だと思いがちですが、足の踏ん張りが効かなくなると止まることができないので危険ですよ。
そして、足やひざにとても負担がかかります。
下りは登りよりも無理せずに、足が疲れてきたら休憩しましょう!!
やっと階段ルートの終わり、ジグザグ階段に到着です!!
ジグザグ階段を下れば、コンクリート道を下るだけですね。
下りは登りよりペース早いですね。子ども達も良く歩いてくれてます。
コンクリート道に沿って流れている川を見ると砂防ダムがありました。
砂防ダムの表面に木を貼ってあるのが印象的でした。
灰色の構造物よりも、自然に馴染んでいて工夫されていると思います。
川の法面も丸太の木組みで、とっても印象的でした。
6.下山後は「カフェ千早の風」でコーヒータイム
下山後、カフェ千早の風で休憩しました。
「山家料理豆腐の店 まつまさ」「山の豆腐。」から少し下ったところにあります。
入口に看板が立っているので分かりやすいですよ。
メニューはランチ、モーニングもあるので一度食べてみたいです。
今日はアイスコーヒーだけにしときます。
冷た~いアイスコーヒーは暑くて喉がカラカラだったので、潤してくれましたよ。
子供達はオレンジジュースにしましたよ!!
7.金剛山山頂転法輪寺の場所と地図
- 住所:〒639-2336 奈良県御所市高天476
- 電話番号:0721-74-0873
- 駐車場:なし(登山するしか方法は無い)
- 施設:トイレ、売店、山頂広場
- ロープウェイで登る:金剛山ロープウェイで府民の森ちはや園地へ!!アクセスから到着までの道順詳しく解説
- 公式サイト:金剛山 転法輪寺
登山口に「山の豆腐」と呼ばれる、めちゃくちゃ美味しいお豆腐屋さんがあります。レビュー記事をお読みください!!
まとめ
今回の記事は、1番早く金剛山山頂に到着する千早本道階段ルートの③【転法輪寺~下山】を紹介しました。
金剛山で子供のためのイベント「子供祭り」が開催されているのをはじめて知りました。
そして、思っていた以上に賑わっていて、子供達もたくさん金剛山登山していたのでビックリしました。
菖蒲(しょうぶ)を見たのもはじめてでした。
金剛山登山を通して「こどもの日」を祝えたのは、とても良かったです。
あなたも、5月5日の「こどもの日」に予定が入ってなければ、家族みんなで金剛山登山にきて下さいね(^^)/
以上、「金剛山『千早本道』階段ルート③子供祭りとカフェをブログに記す【転法輪寺~下山】」の記事でした。
3つの記事に分けて紹介しています。千早本道の登り方を書いている①と②の記事もぜひご覧ください!!
金剛山周辺の登山道について知りたい方は、下記記事もおすすめですよ!!是非ご覧ください。
昭文社「山と高原地図」を片手に金剛山登山を楽しもう
昭文社から出版されている「山と高原地図」は金剛山の登山ルートがとても分かりやすい地図です。
たくさんのルートがありビックリすると思いますよ!
ちろん千早本道も載っているので参考に!「山と高原地図」を片手に登山を楽しみましょう!